第7回公演「すごいことやります」にご来場くださった皆様へ。
アノ結末が出ました。
「天才イカレポンチ解散」か?
「天才イカレポンチ存続」か?
人生の選択を二択で迫られる不条理演劇。
嗚呼すごろく人生!!
要点
1、天才イカレポンチのメンバーであるオール他力本願(以下タリさんと記します)は、別活動である番台家謝謝の活動に時間を取られるため、天才イカレポンチの活動が思うようにやれない。
2、いっそのこと解散したらどうかというテンちゃんからの提案。
3、また全てを天才イカレポンチにかけるという条件なら継続してもいいというもう一つの提案。
問題点
1、番台家謝謝の活動はお金になり、それだけで生活は成り立つ。
2、天才イカレポンチは、活動が浅く、また内容がかなり実験的なためお金にはならない。
3、番台家謝謝は十七年のキャリアがあり、そこそこの知名度とファンがいる。
4、天才イカレポンチは3年間、たまの活動なので知名度がない。
5、番台家謝謝の作品は最近は全てテンちゃんのアイデアであり、もはや1人で新作を作ることができない。
6、番台家謝謝の代表作「世界名作劇場」はパロディである。
7、テンちゃんはパロディ作品に対して「オリジナルに納得してもらうほどのクオリティを出すことが礼儀であり、それができないならやるべきではない」とパロティに対して積極的ではない。今後ネタ提供するつもりはない。
8、番台家謝謝のスタチュー「愛のマーメイド」もテンちゃんのアイデアである。
9、つまり番台家謝謝の活動はテンちゃんの協力がなければ滅びの一途をたどる。
10、そもそもテンちゃんは、番台家謝謝お金が稼げて慣れて努力のいらない方向に流れていると分析している。
11、テンちゃんは相方には「自分の本質のままに全てを楽しんでいる芸術家」を求めている。惰性でやっている人とは一緒にやりたくないと思っている。
つまり
「十七年やってきた活動を捨てて、アルバイトしながらイチから新しい活動に挑戦するのか」
「人に甘えず、心を入れ替えて今までの活動を心機一転頑張るか」の選択を迫られている。
それでは、タリさんのだした結論です!!
ワタクシ番台家謝謝は、17年間やってきた大道芸人の活動を休止します。
このまま引退かもしれません。見たい方は、残り少ない活動を早めに見にきてください。
休止の理由は「アイデアの枯渇」です。
最近作った新作も全て天才イカレポンチのテンちゃんの入れ知恵ばかりです。
創作活動に限界を感じております。
そして、今後は「天才イカレポンチ」の活動に専念いたします。
新しい活動で、ピクリとも動かなくなった脳髄を刺激したいと思います!!!
活動のテイストは変わりますが(僕自身のテイストは変わりません)
どうぞ今後ともよろしくお願いします。
ノンフィクション作家、サーカス・プロモーターである大島幹雄さんがレポートしてくださいました。
クマのデラシネ
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